【統治】裁判所【行政書士資格取得への道】

行政書士資格取得への道

法律上の争訟と司法権の限界

法律上の争訟

裁判所が判断できる事件

①法律上の争訟に該当する

当事者間の具体的な権利義務や法律関係の存否に関する紛争で、

それが法律を適用する事により終局的に解決する事が出来る場合

 

②法律で特別に「裁判する」と決められている場合

 

法律上の争訟に関する判例

■板まんだら事件

【原告の主張】

板まんだらは本物か?

【判旨】

信仰の対象の価値または宗教上の教養に関する判断は裁判所が審査するべきものではない

 

司法権の限界

裁判所の審査対象としない物

理由

議院の自律権 国会の法律制定の議事手続は両院の自主性を尊重している
裁量行為 立法や行政の裁量に任されている行為については原則として司法審査の対象とはならない
統治行為 高度に政治性のある行為については裁判所による司法審査が可能であっても対象から除外される
部分社会の法理 自律的な規範を持つ団体内部の紛争には司法審査が及ばない

 

部分社会の法理

■地方議会、大学、政党、労組などの一定の組織の内部問題には司法審査が及ばない。

 

■外部問題(一般市民法秩序)と関わる問題には司法審査が及ぶ

司法審査なし

・地方議会における議員の出席停止処分

・大学の単位不認定

・地方議会議長の議員に対する発言取り消し命令

 

司法審査あり

・地方議会における議員の除名処分

・大学の卒業不認定

 

この記事は行政書士の資格取得を目指す筆者が、
「人に教える事が最強のアウトプット」という信念の元に作成しています。

 

 

裁判所の組織

司法裁判所の組織

■最高裁判所

■下級裁判所

・高等裁判所

・地方裁判所

・簡易裁判所

・家庭裁判所

 

※司法権の系列から外れた特別裁判所を設置する事はできない

 

 

裁判官

最高裁判所 裁判官 下級裁判所 裁判官
指名および任命 長官:内閣が指名し天皇が任命

その他の裁判官:内閣が任命

最高裁判所の指名した者の名簿によって内閣が任命
任期 なし 10年
定年 あり あり
報酬減額 在任中減額なし 在任中減額なし
罷免事由 ・心身の故障により職務を執行できない

・弾劾裁判による罷免

・国民審査による罷免

・心身の故障により職務を執行できない

・弾劾裁判による罷免

 

 

 

違憲審査権

裁判所の規則制定権

最高裁判所は訴訟に関する手続き、弁護士、裁判所の内部規律、司法事務処理に関する事項について

規則を定める事ができる。

 

違憲審査の方法

具体的な争訟が提起されている場合に限り、違憲審査権を行使する事ができる

※付随的違憲審査制

国民が国に訴える(具体的な争訟)場合に適用される。

 

裁判所が直接国に憲法違反だと訴える事はできない(抽象的違憲審査)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました