②悩みを細分化して紙に書いた【月収100万円になる直前に行った事・環境作り編】

月収100万円までにした事

悩みを脳みその中でループさせない

 

生きていると大小様々な悩みが出てくると思います。

私自身、4000万の借金があったので、

その金策、

親の病院の付き添いや手続き・介護、

自身の病気の事など、

毎日色んな悩みが発生し、

全く精神的に余裕がなかった日々でした。

 

そこで私は、自分には今どんな壁があるのか、

紙に書いてみようと思いました。

 

 

適当な紙に思いつく限りの悩みを書いたのですが、

意外にもそんなに多くなかったんです。

 

そこには、

すぐ解決できるもの

時間かけたら解決できるもの

到底解決できなさそうなもの

 

に分ける事ができました。

すぐに解決できなさそうな物は一旦無視し、

まずはすぐに解決できそうなものを片付けました。

 

すぐに解決できなさそうなものはすべてお金で解決できそうだったので、

もう稼ぐしかないと割り切った気持ちになれました。

 

もちろん紙に書いたからと言って魔法のように悩みが消えるわけではないですが、

文字に起こすことによって明文化され、

非常にスッキリしたのと、

やる事が明確化されたのでかなり精神的に落ち着いた記憶があります。

 

 

後でわかったんですが、

アンドリュー・カーネギーというアメリカの鉄鋼王と呼ばれる超お金持ちが行った事と

一緒の事をしてました。

自己啓発系が好きな人には有名な人です。

 

 

カーネギーはあまりに多くの悩みを抱えて自殺しようとしてました。

 

「政治家からの不当な圧力で、会社が存亡の危機に陥っている」

「ろくでなしの甥っ子が警察沙汰の事件を起こし、身柄を引き取りに行かなくちゃいけない」

「不倫相手の女性から連絡が入り、子どもを認知して欲しいと言ってきた」

「親戚の全員が問題と起こしていてもみ消さなきゃいけない」

「妻から今夜食事に付き合ってくれなければ離婚すると言われてしまった」

 

プライベートな事から仕事の重大な事まで一気に押し寄せた瞬間だったみたいです。

 

その時、

極限だったカーネギーは自殺しようと護身用の拳銃を取るため

引き出しをあけた所、便箋があったので遺書を書かなくてはと思いました。

 

自殺する前もひと仕事しなければならないのかと苦笑いしたとのことです。

 

そこでふとこう思ったみたいです。

 

 

「死にたいぐらいに悩んでいるんだから、さぞかし自分には深い悩みが多いんだろう。

いったいいくつくらいあるんだ?」

 

カーネギーは思いつく限りの問題や悩みを書き出しました。

 

当時、カーネギーは 「世界で一番忙しい男」 と言われていました。

仕事だけでなく、家族関係を含めると、悩みは絶対に何百もあるに違いない。

ひょっとしたら 1000個ぐらいあるんじゃないか?

 

ところが、箇条書きにしてみると、60個ぐらい書いたところで、鉛筆がピタリと止まったそう

です。

 

いや、もっとあるはずだと些細な問題までやっとの思いで書き出したんですが、

それでも70個ぐらいしかなかったようです。

 

70個というと、普通の人からするとものすごい数ですが、

当時のカーネギーからすれば、あれ?と思ったくらい少なかったようです。

 

そこで彼は、

 

「明日できること」

「来週以降に着手できること」

「来月で間に合うもの」

「解決できないこと」

 

という4つの山に分けてカードみたいにし、

その4つ目の山(解決できないこと)はそのままくず箱に入れて

しまいました。

 

残った3つの山、自分の悩みを書いた便せんの切れ端をカーネギーは大事に机の引き

出しにしまい、そのまま彼は奥さんと夕食へと出かけたそうです。

すっかり自殺の事は忘れてしまって。

 

この話は有名ですが、

よく言われるのは

悩みのジャグリング

を辞めるという話です。

 

ずっと悩んでたことは実はただ単に頭の中でぐるぐる回っていただけの事がよくあります。

 

すぐに解決できないものは無理!と割り切り、

簡単に解決できる事を先に片付けてしまう事で余裕が生まれます。

 

なによりも悩みを書き出すことによって明文化され非常にすっきりします。

 

私も今は悩んだときは付箋を使ってカーネギーのように細分化して、

すぐに解決できなさそうな悩みはすぐに切り捨ててます。

 

悩みで吐きそうな人は是非一度試してみてください。

 

 

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